あんたはすごか!
ふと考えると、40年ほどピアノとお付き合いしてます。
飽きっぽいわたしですが、
人間である時間の次にピアノと共にいるのですから、ピアノは私にとってかけがえのないものだったことが分かります。
地道な練習が多いピアノ。
なんで続けられたのか、と考えると、
母の存在でした。
①母は、めちゃくちゃ音痴笑笑
(だけど、ベストテン見ながら熱唱)
②音楽は全くわからないからこそ、なんでも「すごかねー」と褒めてくれた。
③更に、練習することには一切口出しもせず放置。心配もしてない。
④あんたは大丈夫、と根拠のない自信があったような。
思いつくだけで、これだけありますが、
ピアノに関して、一切口出しがなかったこと、
なんだか上手と思われてる気がしていた、ことが、続けられた大きな理由な気がしてます。
母子家庭だったので、佐賀から神奈川まで、しかもめっちゃくちゃ高い音大へ出すのはかなりの勇気と覚悟だったでしょう。
今も、名前が知れたりしてるわけでもなく、
修行中の身ですが、
母からの、「あんたはすごか」と
思われてることが「力」になってると
感じます。
有名になる、という結果だけが成功じゃない。
5歳、6歳の小さなピアニストが、
わたし大丈夫、信じてもらえてる!と
感じられるように、
教室でも、
生徒さんを信じていきたいです!
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