指番号で音を覚えてしまうと

立派な鼓笛隊や鍵盤ハーモニカなどの演奏を
行う幼稚園が多くあります。

小さいのに、ピシっとした姿で、、、、
真剣に取り組む姿は、うるっとします。

みんなと一緒に、たくさん練習をしてきたと
思います・・・・・。


が、ちょっとそこで困ったことがあることを
書きたいと思います。

発表までの時間との戦いの中で、
結構難しい曲に挑戦しています。


楽譜を読むことをなかなか教えることは
できないでしょうから、

シールで貼ったドのところに親指(1の指)を
置いて、ドレミファソを12345と表現して
教えていることが多いと思います。

まずそこから始まって、
音を間違えずに押すこと、が一番大事になってくると思います。


一生懸命な子、頑張り屋さんだったり、
負けたくないと頑張る子は、

先生に教えてもらった12345はドレミファソというのを
絶対守ります。


そうすると、ドレミファソ以外の音をどう弾くでしょう。
ドレミファソラシド、と弾く場合、
12345555と押すことも多いです💧

1の指というとドしか鳴らせないとしみついています。


幼稚園での発表会があるわけなので、
それに間に合うように間違えずに押すことが
目標になってきます。

だれが1番に音を間違えずに弾けたとか、
だれが、たくさんの曲を覚えたか。
そんなことを競い合いながらやっていますね。

そして、発表に間に合うように、とにかく
覚えること。

そうなってくると、

弾きやすい指があることや
拍子があること(曲として感じる)ことより、

とにかく、そこに書いてある、カタカナの音名を
間違えずに順番に押せたら、出来た!に
なってきます。


感動の嵐の演奏なのに、こんなこと言ってすいません笑


私ももちろん、すごいなーって、そこにいる子どもたちが
どれだけ頑張ったんだろうと考えると、
じんわりします。

ですが、音楽的に演奏することって、
どこにもない・・・・。

間違えずに、恐ろしく難しい曲を、
大きい音で鳴らすことって、

誰のためにやっているんだろう。

あ、指番号からそれてしまいました。


12345はドレミファソと染みついた
子どもたちは、

大好きな幼稚園や先生でそう習ってきたので、
なかなか、そこから抜けることができません。

成長とともに、理解できるようになりますが、
まじめで頑張り屋さんの子ほど、
混乱してきます。。
(すんなりいく子がまじめではない、

頑張り屋さんではないとは言ってませんよ笑)


もちろん指番号や音楽的に演奏というのは
いづれ、どうにかなりますが・・・

私が思うのは、
みんな頑張ってる、みんな頑張ってるんだけど、、、

なんか他にやり方ってないのかなーって思います。
まとまりはないですがおしまい笑






















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